
銅
骨や血管壁を強化するミネラル
貧血の多くは鉄欠乏性貧血ですが、鉄が充分にあっても銅がないと、やはり貧血になります。
ただ、銅はいろいろな食品に含まれているので、不足する心配はありません。
ヘモグロビン合成にはたらく 赤血球にあるヘモグロビンは、からだ中の組織に酸素を運ぶ運搬係であり、血液に赤い色をつける血色素でもあります。
鉄はヘモグロビンの大切な構成要素です。
消化管から吸収された鉄はそのままではヘモグロビンの合成に利用できません。
そこで、銅を積みこんだセルロプラスミンというタンパク質が、鉄をヘモグロビンの合成に利用できるかたちに変えています。
ですから、銅が不足するとヘモグロビンがうまく合成できず、ヘモグロビンの量が減ったり、赤血球が小さくなって貧血になります。
メラニン色素を生成
銅が不足したときあらわれる症状に、髪や皮膚の色が抜け落ちる、脱色があります。
脱色するわけは、メラニン色素をつくるときに必要な酵素チロシナーズに、銅が欠かせないからです。
骨や血管壁を強化
銅を含む酵素には、骨や血管壁を強化するコラーゲンやエラスチンの生成にはたらくものもあります。
ですから、骨がスカスカになる骨粗寿症や、血管壁がもろくなっておこる動脈硬化や動脈癌を防ぐのに、鋼も一役買っていることになります。
銅の容器に注意
成人の推奨量は0・7~0・8㎎です。ほぼ、この量はとれています。過剰症の心配もありません。
注意したいのは鋼の容器です。銅の容器に酸性飲料を入れっぱなしにし、それを飲んだために急性中毒をおこした例があります。
この場合、鋼が高濃度に溶け出た飲料200mlを飲んで、20㎎の鋼を摂取しています。
銅鍋での酸性食品の扱いには注意です。
銅の作用
1 |
鉄の利用をよくしてヘモグロビンの合成を助け、貧血を予防する
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2 |
メラニン色素の生成にかかわる
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3 |
コラーゲンの生成にはたらき、骨や血管壁などを強化する
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4 |
過酸化脂質を分解する酵素SODの構成成分である
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5 |
カドミウム、鉛の毒性を弱める
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6 |
からだがビタミンCを使うときに必要
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7 |
過剰症 飼容器での酸性食品の保存、飼鍋による酸性食品の調理により、中毒をおこすことがある
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