ヨウ素の基礎知識

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ヨウ素

発育促進のミネラル

ヨウ素甲状腺ホルモンの成分として、発育を促進、エネルギー産生を高めるなど、重要な作用を担っています。
ヨウ素欠乏による甲状腺腰は、鉄やビタミンAの欠乏症とともに世界の3大栄養素欠乏症のひとつにあげられます。
日本では不足の心配はありません。

甲状腺ホルモンとしてはたらく

成人の体内には15~20㎎のヨウ素があり、その3分の2は甲状腺にあります。
ヨウ素は、甲状腺ホルモンのチロキシンとトリヨードチロニンをつくる材料になっています。
これらのホルモンは、交感神経を刺激し、タンパク質や脂質、糖質の代謝をよくします。
ヨウ素が不足するとだるく、機敏さを欠き、心身ともに不活発になります。
子供では発育が遅れます。
また甲状腺ホルモンは、呼吸を早めたり、心臓の動きを高めるときも必要です。
このように大切なヨウ素ですから、身体に大きな支障を生じないために、欠乏症をおこして摂取を促すのかもしれません。

欠乏と過剰でおこる甲状腺腫瘍

ヨウ素のおもな供給源は海産物です。
海から遠く離れた地域ではヨウ素欠乏による甲状腺腰に悩まされてきました。
のどにある甲状腺がはれるこの病気の治療に、ヨウ素が初めて用いられたのは1825年です。
ビタミンが発見されるよりもずっと昔です。
一方、日本では、北海道の海岸地帯に甲状腺膿がよくみられました。
これは過剰が原因で、昆布から1日50~80㎎ものヨウ素をとっていたためです。

望ましい摂取量

甲状腺鹿がおこらないように安全を考えた1日の推奨量は150μgです。
日本人は不足の心配はまずありません。昆布のだし汁をとる人は1日に500~900μgはとっており、海産物を食べない人でも200~400μgはとっています。
海産物をよく食べる人はとりすぎに注意しましょう。
1日3mg以上の摂取はすすめられません。1mgは1000μgです。

ヨウ素の作用

甲状腺ホルモンをつくる材料となる
糖質、脂質、タンパク質の代謝をよくし、基礎代謝を高め、発育を促進する
精神活動を敏活にする
肝臓で力ロテンがビタミンAになるとき必要
過剰症 甲状腺腫、甲状腺機能減退症。
1日に3㎎を超える摂取で、甲状腺ホルモンの生成が低下する

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