マンガンの基礎知識

マンガンミネラルとは?を調べよう,栄養素のちから

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マンガン

骨や血管壁を強化するミネラル

マンガン写真


乾電池に使われている、あのマンガンのことです。大量のマンガンは有害ですが、ごく微量のマンガンは生体にとって必須であり、骨の石灰化やタンパク質などの代謝にはたらいています。

骨をつくるのに必要

骨の形成には、主材料となるカルシウムやリンだけでなく、多くのミネラルやビタミンがかかわっています。
マンガンもそのひとつです。骨の石灰化にはたらきます。
また、骨や関節を丈夫にする結合組織は、マンガンが補酵素となっている酵素がないと合成できません。
そのため、成長期に不足すると発育不全になります。
また、マンガンは糖質、脂質、タンパク質の代謝にはたらく酵素の構成成分であり、タンパク質の合成やエネルギーづくりにはたらいています。

愛情ミネラル

マンガンなしの餌でウサギを飼うと、子を生んでも育てないことから、マンガン不足は愛情志向がなくなるといわれます。
性機能や妊娠能力も低下します。

多く含む食品

土壌に含まれるマンガンが作物に吸収されるので、植物性の食品に多く、動物性食品に少ない傾向があります。
含有量は土壌中のマンガンの量に左右されます。
植物性食品のなかでも際立って多いのがお茶です。
ほかの食品は多いものでもせいぜい100g中2~3ミリグラムといったところですが、茶葉は、けた違いの55㎎です。
ただ、お茶にして飲むときは、茶葉に含まれる量のわずか0・6%に減ります。
不足の心配なし
広く食品に含まれているうえ、必要量も少ないので、不足を気にかけなくてもよいミネラルです。
マンガンの目安量は成人で1日3.5~4㎎。
普通の食事をしていれば、過剰症の心配もありません。

マンガンの作用

1
骨の形成にかかわる
2
糖質、脂質、タンパク質の代謝にはたらく多くの酵素を構成する
3
血液凝固因子の合成に必要
4
コレステロールや甲状腺ホルモン、インスリンの生成にかかわる
5
神経の刺激伝達にかかわる
6
活性酸素を分解する酵素SODの構成成分として、細胞膜の酸化を防ぐ
7
過剰症 大量に体内に入ると中毒をおこすが、通常の食生活では心配ない

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