ナイアシンの効果、効能とは

ナイアシンとは?を調べよう,栄養素のちから

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ナイアシン

皮膚と精神のビタミン

糖質、脂質、タンパク質の代謝に不可欠な水溶性のビタミンで、ニコチン酸とニコチンアミドの総称です。
欠乏症としてぺラグラという皮膚病が知られています。

皮膚、胃腸、精神に欠乏症状が現れます

ナイアシン元素記号ナイアシン欠乏症のぺラグラは、日光に当たりやすい顔や手足に炎症がおき、悪化すると胃腸障害や精神障害も出ます。
ナイアシンは、タンパク質に含まれる必須アミノ酸のトリプトファンを原料に、体内でも合成されます。
このため、トリプトファンの少ないとうもろこしを主食とする中南米では、現在も、ペラグラがみられます。
日本では、普通の食事をしているかぎり心配ありません。
食欲減退、口角炎、不安感などの軽い欠乏症がみられる程度です。

二日酔いを防ぎ、血行をよくする

ナイアシンはアルコールや、二日酔いのもとになるアセトアルデヒドを分解します。
お酒を飲むほど、ナイアシンが消費されます。
つまみもなしに大量に飲む人は、ナイアシン不足に気をつけないと悪酔いします。
最近、日本でみられるようになったぺラグラ患者の多くは、アルコール依存症の人です。
このほかナイアシンは血行をよくし、冷え性や頭痛を改善します。
大量に授与することで血清のコレステロールや中性脂肪を下げる薬理効果があることもわかっています。
注意したいのは糖尿病の人です。
ナイアシンはインスリンの合成に関与し、糖尿病と関係がありますが、最近、ナイアシンの大量摂取が糖質の処理能力を妨げるという報告があるので注意を要します。

効果的なとり方

魚、レバー、肉などは、体内でナイアシンの原料となるアミノ酸も、ナイアシンそのものも豊富です。
ビタミンB1、B2、B6が不足するとナイアシンの合成能力は低下します。
大量にとると副作用が出ますが、食事からとる分には心配ありません。

ナイアシンの作用

1
糖質、脂質の代謝にはたらく
2
脳神経のはたらきを助ける
3
血行をよくする
4
性ホルモンやインスリンの合成にかかわる
5
体内で、必須アミノ酸のトリプトファン60mgから1mgのナイアシンが合成される
6
過剰症 100mg以上とると、皮膚がとリヒリしたり、かゆくなることがある
7
性質 水に少し溶ける。熱、酸、アルカリ、光に強い。酸化されにくい

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ナイアシンの別名はなぜニコチン酸というの?

女性の写真ナイアシンはビタミンB群の仲間です。
B群はどれもからだの代謝に欠かせないビタミンです。
最初は、発見された順にB1、B2、B3、、、と番号で呼ばれていました。
ナイアシンもB3でした。
B群の数が多いため、混乱しないように名前がつけられるようになったのです。
ニコチン酸という名は、化学構造がタバコのニコチンに似ているのが由来です。
それにしても、ニコチン酸とは、タバコのニコチンと同じものかと勘違いしやすい名前です。
まざらわしいので、ナイアシンと改名されました。
現在でも、ニコチン酸の名前で呼ばれることがあります。
ビオチン、葉酸、パントテン酸もB群の仲間ですが、同じように名前で呼ばれています。