
カリウム
高血圧を予防するミネラル

体内には体重1反当たり2gのカリウムがあり、生命活動を維持するうえで重要な役割を担っています。
ナトリウムの過剰に対し、カリウムのとり方が少ないことが、高血圧を招く要因になっています。
不足に気をつけたいミネラルです。
浸透圧の維持は生命活動の基盤
カリウムはナトリウムと協力して細胞内外液の浸透圧を維持します。
細胞の内側に多いのがカリウム、外側(血液など)に多いのがナトリウムです。
液体は濃度の低いほうへ流れようとしますが、細胞はこの自然な流れに逆らって細胞内に
カリウムをとどめ、細胞外にナトリウムを出して浸透圧を維持します。浸透圧は、細胞内
外の水分やいろいろな成分を調整するはたらきをもっています。
血圧を下げる
ナトリウムのとりすぎは高血圧を招きます。
カリウムにはナトリウムの排泄を促して血圧を下げる作用があります。
食塩を減らすとともに、カリウムの摂取量をふやして高血圧を予防・治療しましょう。
筋肉の動きをよくする
夏パテはビタミンB1不足が原因といわれますが、カリウム不足のことも多いのです。
カリウムは筋肉でエネルギーづくりにはたらいていますから、不足すると筋肉の動きが悪くなり、力が出ません。
夏場は大量の汗をかきますが、カリウムが汗といっしょに失われておこる低カリウム血症が、夏パテの原因といわれています。
カリウムは失われやすい
野菜、果物など幅広い食品に含まれるわりに、不足しやすいミネラルです。
調理でも失われ、煮た場合の損失は約30%です。
また、食塩の摂取量が多いとナトリウムとともに排泄されます。
ストレス、慢性的な下痢、利尿剤の長期利用、コーヒー、酒、甘いものもカリウムを減らします。
糖尿病の人も欠乏しやすくなります。
カリウムの作用
1 |
ナトリウムとともに、水分を引きっけて細胞の浸透圧を維持する。細胞の内外で物質のやりとりをする
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2 |
ナトリウムによる血圧上昇を抑制する
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3 |
筋肉の収縮を円滑にする
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4 |
エネルギーの産生にはたらく
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5 |
腎臓における老廃物の排泄を促す
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6 |
筋肉細胞に60%があり、ほかに骨、脳、肝臓、心臓、腎臓などに多い
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7 |
過剰症は心配ありません。
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8 |
腎臓の機能障害では、カリウムの排泄障害から高カリウム血症となります
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