ビタミンC、効果、効能とは

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ビタミンC

肌に張りを持たせる美容のビタミン

ビタミンC、元素記号


壊血病を予防することから発見された水溶性のビタミンで、アスコルビン酸ともいいます。
肌のしみを防いだり、風邪から癌まで予防する働きに注目が集まっています。

コラーゲンでからだを強化

ビタミンC欠乏症の壊血病は、出血がおこる病気です。
これは、Cがコラーゲンの生成に不可欠だからです。
コラーゲンは細胞の接着剤として丈夫な血管、各種器官、筋肉をつくります。
コラーゲンが細胞をしっかり固めれば、風邪のウイルスも容易に侵入できません。
Cが不足すると、壊血病にならないまでも、肌のはりが失われ、風邪をひきやすく、さまざまな病気に侵されやすいからだになってしまいます。
免疫力を高める Cが風邪によいもうひとつの理由は、免疫力の強化です。
ウイルスを迎え撃つ免疫活動の主力メンバーである白血球のはたらきを強化したり、自らもウイルスに攻撃をしかけるなど、攻めと守りの両面でからだを守ります。
免疫力が高まれば、かぜをひきにくく、回復も早まります。

注目の抗がん作用

ビタミンCは、細胞に強力なコラーゲンの網をはりめぐらせて、癌を防ぎます。
さらに、胃癌や肝臓癌を引き起こす発癌物質ニトロソアミンの生成を抑制します。
また、抗癌剤として知られるインターフェロンは、もともとは人の体内でつくられるものですが、この生成を促進するのもビタミンCです。
効果的なとり方
2~3時間で排泄されるので、3食できちんととりましょう。
過剰症の心配はありません。
ビタミン剤で1日に10g以上ものCをとると、下痢や嘔吐をすることがあります。
これは一過性のもので過剰症ではありませんが、気をつけましょう。
健康のために多くとる場合は、体が驚かないように、徐々にとる量をふやします。

ビタミンCの作用

細胞の結合組織であるコラーゲンの合成に働き、血管や皮膚、粘膜、骨を強くする
抗酸化作用、抗癌作用、抗ウイルス作用、解毒作用がある
血中コレステロールを下げる
しみのもとであるメラニン色素の生成を抑える
鉄や銅の吸収を助ける、ヘモグロビンの合成を助ける
過剰症 1日に10g以上とると下痢、頻尿、発疹が出ることがある
性質 水溶性。熱、空気、アルカリ、酸素に弱い

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ビタミンCの雑学

便秘と女性の健康がんこな便秘に悩んでいる女性は多いといわれます。
便秘は万病のもとですから、早く解消したいものです。
そこでしみを防いだり、かぜを予防したりと大活躍のビタミンCの、もうひとつの顔を紹介しましょう。
ビタミン剤で大量にビタミンCをとると、下痢をすることがあります。
これは、ビタミンCに下剤としての作用があるからです。
適量であれば、穏やかにはたらいて、腸内物をやわらかくし、すみやかに排泄する手助けをしてくれます。
薬ではありませんから、1回にどんととるのではなく、軟便になる量を自分で加減しながら、適量を決めましょう。

タバコー本が25mgのCを破壊する。

実は、たばこがビタミンCを破壊をするという知識は、間違っています。実際には、タバコを1本吸うと、ビタミンCが25㎎消耗するといわれていますが、本当なのであれば、ビタミンC所要量の100㎎はたったのタバコ4本で使い果たし、喫煙者は、みんなC欠乏症です。
タバコでCが消耗するのは事実ですが、何本吸ったから何㎎の損失とは単純にいかないのが、からだの中のことです。
喫煙者の血液中のビタミンC濃度が低いことは明らかです。
1日1箱吸う人に毎日1gのビタミンCを与えつづけても、非喫煙者の水準に回復しなかったという報告もあります。
タバコを吸わなくても、日常的にタバコの煙にさらされている人は、やはり、血液中のC濃度が低くなってしまうそうです。

ストレスもまた、ビタミンCの大きな消耗要因です。

抗ストレスにはたらくのは副腎皮質です。
ストレスが生じると抗ストレスホルモンが分泌して、血圧を上げ、血中の糖分をふやし、エネルギー供給体制をととのえてストレスに対抗します。
このストレス反応の主役であるホルモンの生成にビタミンCが欠かせないのです。
不安、緊張といった精神的なものだけがストレスではありません。
騒音、過労、睡眠不足、寒さ、暑さもからだにとってはストレスですから、思っている以上にCの消耗は激しいのです。
体内には約1・5gのCの貯えがありますが、ストレスが多いとどんどん消費されてしまいます。
ストレスに押しっぶされないために、たっぷりとCを補給したいものです。